オール電化は悪者ではない

「経済産業省の電気料金審査専門委員会が、オール電化割引の廃止を東京電力に求めた。」との報道がありました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0203R_S2A700C1PP8000/

オール電化と聞きますと、電気vs.ガスが頭に浮かぶかと思います。
家庭で使用するエネルギーの28.7%は給湯で使用されますので、給湯の省エネは、エネルギー有効利用の観点から重要です。
画像

参照:2011年エネルギー白書
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2011energyhtml/2-1-2.html

給湯の省エネには様々な方法があります。
電気:エコキュート
ガス:エコジョーズ、エコウィル、エネファーム
初期投資費用、家庭での使用量等によって最適な選択は変わりますが、共通して言えることは、「通常のガス給湯設備より割高ですが、省エネ」です。

つまり、エコキュートを選択し、キッチンもIHにすることでオール電化住宅を選択した世帯は省エネに貢献しており、“オール電化は悪者ではありません”。
堂々と、我が家はオール電化住宅と、省エネへの貢献をアピールして良いのです。

住宅メーカーの方にお話を伺いますと、プロパンガス世帯(家庭にガスボンベを設置している世帯)はオール電化住宅を選択し、都市ガス世帯は普通の給湯かエコジョーズ等を選択するケースが多いとのことでした。
これは、プロパンガスが、都市ガスより高価であることが理由です。

東京電力では、オール電化住宅には、全電化住宅割引として5%割引を行っております。
では、ガスで省エネを行った際は割引が無いのでしょうか?と調べますと、東京ガスでは様々な割引サービスを行っております。
http://home.tokyo-gas.co.jp/ryokin/menu.html

電気、ガス共に、省エネ設備の導入を促進するため、通常はこのような割引制度は継続すべきでして、電気だけ割引を廃止するという今回の要請は疑問に思います。

電力消費量の削減やピークシフトだけに目を奪われ、エネルギー全体の消費量を減らす省エネには逆効果にならないよう、専門家はチェックを続けなければなりません。
目指すべきゴールは、最先端の省エネ設備を導入し、無意識のうちにピークシフトを行う生活です。

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この記事へのコメント

うみ
2012年07月05日 22:01
家庭の電気料金の決め方や経費などの計算など あまりのお手盛りで今回も値上げになるわけですが オール電化の基本料は普通に使うよりどうしても高くなるわけで 電気だけに頼るのはいいのかどうか どうせ発電は火力ですとさんざん言ってるわけで エコなのかどうなのかも直接か間接かの違いかなという気もします 車も同じような構造ですね そうなると
2012年07月06日 09:26
オール電化の家庭に衝撃! 経産省専門委がオール電化割引に廃止要請【話題】―【私の論評】長期のエネルギー政策がなければ、こういうことになる!!これからも!!
http://goo.gl/IZ87Z
こんにちは。最近のオール電化住宅は、ソーラーパネルを兼ね備えているものが多いです。ソーラーパネルといえば、驚いたことに7月1日、すでにドイツで失敗した「再生エネルギー買い取り」がスタートしています。そうして、一方では、オール電化割引廃止要請です。それにしても、地震が発生して、原発事故が発生したのは、昨年の3月です。なぜこのようなチグハグなことになるのか、理解できません。今年の7月まで、随分時間があったはずです。この電力買取制度も、今後政権交代があっとして、どの政党が政権の座につこうとも、もともと、無理なものは、無理なので、早晩破綻すると思いす。やはり、早期に総合的なエネルギー政策をはっきり策定する方向で進むにしても、ここ当面では、どのようにしていくのか、具体的に定めて運用してく必要があると思います。そう思うのは、私だけでしょうか?

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  • VISVIM サンダル

    Excerpt: オール電化は悪者ではない 最先端・次世代エネルギー研究開発プログラム/ウェブリブログ Weblog: VISVIM サンダル racked: 2013-07-09 20:28