再生可能エネルギーで変わる電力需給バランス

再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、太陽光、風力等による発電量の増加が見込まれます。

再生可能エネルギーの問題点は、発電量が安定しないことです。撮影許可を頂き、韓国・済州島のスマートグリッド・インフォメーションセンターにて紹介している実証試験の様子を写真で紹介します。白い線で囲みました通り、再生可能エネルギーでの発電量を安定化する操作が重要であることが分かります。
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この発電量を一定の値に保つため、電気自動車EVや蓄電池を利用し、ITを活用することで発電、蓄電、電力消費、電気需要等を管理し、安定した電力供給を実現します。
実証試験はすべての世帯ではなく、四角で囲まれたブロック単位を作り、そのブロックを連携させたネットワークで試験を行っています。
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私の印象は、“発電量を一定に保つITの活用”が大きな課題と感じました。特に、規模が大きくなりますと、この課題解決には骨が折れます。ですので、まずはブロック単位(スマートシティ)で電力の需給バランスを上手く保つ必要があるでしょう。

スマートシティの大きさにもよりますが、春や秋の冷暖房需要が無い季節では、太陽光発電が頑張り、蓄電池も満充電の限界のため、
・夜間よりも昼間の電気の方が安い
という状況も将来的には生じる可能性があります。

つまり、「夜間の電気代は安い」という現状はいつか終わり、「再生可能エネルギーが活躍し、かつ需要の低い時は電気代が安い」という時代へと変わる可能性があるということです。

現実的には、まずはスマートシティをよりコンパクトにした、スマートハウスの普及が必要です。
再生可能エネルギーの普及拡大で、いつ電気が余るか予測不可能になります。急遽電気が余った場合、自動的に蓄電池に充電し、蓄電池は無いがEVを所有する世帯はEVで充電し、蓄電池やEVも無い世帯は蓄電と同じ効果を得られるエコキュート等の電気製品と連携するようなシステムの最適化を期待します。

当然、再生可能エネルギーは発電量が少ない時間や季節もありますため、燃料電池・エネファーム等の自家発電も備えたスマートハウスも望まれます。

“スマートハウス→スマートシティ”へとイノベーションを興すためには、電気、ガス、蓄電池、EV、燃料電池等の多種多様なエネルギーを活用する住宅が集まり、スマートシティ内のエネルギーベストミックスが必要になるでしょう。

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