プリウスPHV試乗モニター PHVやEVはエコカーか?

プリウスPHVに乗り、自宅に戻った際、
“次回エコドライブのため、充電をして下さい”旨の音声アナウンスがあります。

ハイブリッドカーは、ブレーキのエネルギーを回生ブレーキにて電気エネルギーに変換(発電→充電)し、充電した電気で発進することから、エコカーであることには異論がないでしょう。
しかし、予め充電するプリウスPHVやEVはエコカーなのか?と思う方も少なくないでしょう。
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EV走行のみでドライブを終えた際は、燃費が99.9km/lと表示されます。
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しかし、使用した電気が太陽光発電等の再生可能エネルギーでしたらこの燃費表示は理解できますが、現在、主な電気は火力発電にてつくられますため、燃費99.9km/lの表示に疑問が生じるのは当然でしょう。

PHVやEVは、この燃費の表示方法が難しいのは分かります。現時点で私が一番分かりやすいと思う燃費表示は、アメリカ合衆国環境保護庁の表示法です。
この表示方法は、EV走行時の消費電力を、ガソリン消費量に換算しています。

EV走行時をガソリン量に換算した燃費は、リーフ:約42.1kml/l、i-MiEV:約47.6km/l、フィットEV:約50.2km/lです。
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ハイブリッド車ではこのような高い燃費は出せませんので、PHVのEV走行時やEVは、ガソリンという限りある化石燃料の有効活用に貢献していると言えます。
すなわち、PHVやEVはエコカーと言えます。

東日本大震災以降、夏は節電を要求されますので、PHVやEVはエコカーなのだろうか?と判断を惑わされるかと思いますが、
これは惑わされているだけで、電力に余裕がある季節や時間帯はエコカーであることは間違いないでしょう。

更にPHVやEVは、普通のエコカーより優れた点を有しています。
それは、太陽光発電や蓄電池と融合したスマートハウス、またスマートハウスが集まる街であるスマートシティ、更にスマートシティが集まった地域でのスマートグリッド構想に、PHVやEVは必要不可欠なものだからです。

まず近い将来に身近になるものはスマートハウスでしょう。PHVやEV、太陽光発電、家庭用蓄電池等の融合です。
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PHVやEVは、価格・走行距離・充電インフラ等の観点から、普及は難しいとの意見もあります。
しかしよく考えてみますと、太陽光発電は天候に左右されるだけでなく、西日の時間帯は発電量が少ない等、また、家庭用蓄電池は価格等、融合しなければいけない他の技術もまだ開発途中の段階です。

現在のPHVやEVは、他の技術との融合へ向けた第一歩を踏み出した段階です。この段階でのPHVやEVの技術的な評価は100点と言えるでしょう。

次の段階でも100点を取れるよう、イノベーションに期待したいと思いますし、実現のためには国家的な戦略が必要と考えます。

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