エネルギー政策を担うのは有識者か?専門家か?

有識者と専門家は、同じなのでしょうか?
辞書等で調べますと、有識者は“多くの知識を有する者”。
一方、専門家は“多くの知識を有する”だけでは不十分で、“経験、技能等を有する”必要があります。

エネルギー政策を議論する場で、有識者の出番は多いですが、専門家の出番は極端に少ないかと思います。
確かに、専門家は現場での仕事がありますので、情報発信が困難な現状があります。しかし、専門家が有する“経験、技能等”は、貴重な財産です。

最近、プリウスPHVを10日間借り、試乗モニターを行いました。
http://toyota.jp/priusphv/001_p_001/life/genejournalist/monitor/part5_2.html

これまで、電気自動車EVだけでなく、燃料電池自動車にも試乗したことがあり、知識には自信がありましたが、この10日間の試乗体験から、知識だけの限界を感じました。

例えば、充電作業。
通常の試乗車の場合は予め充電してありますが、10日間も借りますと、毎晩、自分で充電しなければなりません。

充電ケーブルは車のトランク内にあり、ケーブルも太めで重さがあります。当然、ケーブルは、まず自宅のコンセントに挿し、次に車に挿します。
この作業、特に仕事で疲れて帰宅した際、手間と感じる作業です。

EV、PHVを開発する自動車メーカ各社がワイヤレス充電技術に関する研究開発を行っていますが、その重要性を初めて感じた瞬間です。
もし、私が発言力のある有識者で、EVやPHVの十分な試乗体験が無かった場合、「自動車のワイヤレス充電技術の開発はまだ先で良いのではないか?」と言ってしまったかもしれません。

私は、経験や技能等は、エネルギーを語る上で重要であることを理解しています。
ですので、自宅に太陽光発電を設置し、職場の隣にある風力発電を観察し、ハイブリッドカーで職場へ行きます。費やす時間も含め、すべて経験のための投資です。

EVやPHVも購入し、より長期間の経験から得られた知識をもとに情報発信を行いたいところですが、現在の経済状況では購入予算は極めて厳しいのが現状です。

エネルギー政策を担うのは、有識者や出番の少ない私のような専門家ですが、誰が正しいことを言っているかを判断し、選択するのは国民です。

少数派ではありますが、私は専門の知識だけで無く、私だからこそ得られる経験や技能を生かした行動に努めたいと思います。

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